フルバケをレカロRS-Gに交換

わたしは異常に物持ちがいいです。

あんまり良すぎて、自分で怖くなるくらい。

たとえば自宅の電子レンジ。

なんと1993年製!

洗濯機は2000年製。

Tシャツですら、10年以上着てるのあります。

まあ乗ってるクルマが、20年落ちですしね。

その20年落ちのクルマ、買ってすぐにフルバケに交換してあります。

クルマを買い替えた時に、走りに向けて最初にやるべきことが、まずは最適なドライビングポジションを作ること。

フルバケットシートへの交換と、ステアリング位置の調整は絶対領域。

前車のCE9Aのときと同じく、SPARCO(スパルコ)のREVを愛用してたんですが。

20年酷使したREV、こんなんなっちゃいました。

フルバケ

ここまで使い続ける人って、普通いませんよね・・・・

わたし、極度の貧乏性なんですかね?

まあ、ようやく交換する気になりましたので、さっそく次のシートを物色します。

RECARO RS-G

最初は、同じREVの最新モデルでいいやと思ってました。

SPARCOって安いんですよ。

REVの新品、53000円ぐらいで買えるし。

ただ以前から思ってたのが、RECAROは腰痛にいいらしいってこと。

REVって、スッポリ感というか、フルバケらしいフィット感はあるんですが、意外と腰回りが動くんですよ。

だから走るときは、4点で締め上げる必要があった。

そしてこの無駄な動きが、腰痛を誘発してる気がしてしょうがなかった。

じっさい長距離走ると、けっこう腰にキテましたしね。

オプションのサポートクッションなんかで調整してましたが、なんかイマイチ。

そこで今回はレカロにターゲットを変更。

SP-Gの国内モデルが廃盤なので、選択はRS-GかTS-Gしかない。

(あとになってRMSも考慮すべきだったと後悔しましたが)

TS-Gは寝すぎのポジションに見えたので、RS-G一択。

新品を注文する前に、念の為にオクをチェック。

1週間ほど動きを観察しましたが、さすが人気のレカロRS-G。

どれもありえない高値まで入札が入ってます。

しかしタイミングがよかったのか、新品同様のヤツを6万円ちょっとで落札できた。

もっとボロいのが7万円近くで争われてた直後だったので、オクでよくある空白時間での落札。

出品者はツイてなかったですね。

まあベロワ生地の一番下のモデルだったので、競合者のチェックがゆるかったのもありますが。

レカロ

到着して梱包をといてみると、使用感の全くない新品同様。

出品者さんありがとう。

かるくクリーニングやって、つぎの休みに取り付け。

まずは、貧者の椅子と化したスパルコ・REVの取り外し。

サイド止めなので、4箇所のボルトをはずすだけ。

RS-G

問題はシートレール。

なんせコイツも20年落ち。

刮目せよ!この汚れ方!

レカロ RS-G

タバコのヤニとホコリの混合物が表面にびっしり・・・

パーツクリーナーと歯ブラシでクリーニング。

・・・え?

シートレールは再使用しますが何か?

わたしは物持ちがいいんです。

サイド止めのフルバケなら、底辺が395mm以下ならメーカー問わず装着可。

まあ底辺がそれ以上でも、サイドステーをひっくり返せば付きますけどね。

いちおうロングバージョンのサイドステーも買っといたんですが。

RS-Gは後ろ側のボルト穴が、他のフルバケよりも高い位置にあるので。

でも必要ありませんでした。

サイドステーにはボルト穴(というかスリット)が4段分あります。

REVは、下から一個上に付けてました。

RS-Gも最初はその位置にしようと思ってましたが、RS-G独特の底部形状のせいでしっくりハマらない。

RS-Gはケツを強制的に落とし込ます、独特の形状をしています。

そのせいで底部がフラットではなく球形にふくらんでる。

私のシートレールは分割式ではなく、剛性を出すために前後がバーでつながったタイプ。

これだと、ふくらんだ底部がバーに干渉して、落とせる高さに限界があるんですね。

しかたないので、下から2番目の位置でシートを固定。

これだとシートポジションが上がってしまうと心配してましたが。

とりあえず仮締めでテストドライブ。

乗ってすぐに分かったのは、シートポジションはむしろわずかに下がってました。

これは例の独特の形状のせいで、乗り手のシート上というかシート内の位置が下がってるから。

REVの時よりも2cmぐらいは下がったか?

前後の位置などを確認して微調整。

妥協点が見つかったので、ボルトを本締め。

完成

ランサーエボリューション

けっきょく、シートレールの掃除がいちばん時間かかりました。

シートのインプレですが。

スパルコのREVとは、かなりホールド感が違います。

REVはフルバケらしいスッポリ感がありましたが、このRS-Gにはありません。

なんかREVのあとだと、セミバケっぽいホールド感。

なんか走りに行くのに不安がでるレベル。

ところが通勤中に少し暴走したり、翌々日に長距離走ってみると印象が変わりました。

最初は浅く感じたホールド性ですが。

じっさいは下半身をガッチリ掴まえててビクともしない。

腰がまったく動かないんですよ。

これは4点しなくてもイケるかも?

あと、期待してた通り、腰痛の発生はだいぶ軽減されました。

やっぱり今までは腰が動いてしまうので、無意識に力が入ってたんですね。

最後に新旧バケットシートの記念撮影を。

ランサーエボリューション

SPARCO REV 長年の間、お疲れさまでした。

ランエボ

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